中小企業診断士 独学失敗 其の一

投稿者: | 2024年4月6日
自分

中小企業診断士に独学で失敗した話です・・・

本日はお恥ずかしながら中小企業診断士に独学で挑み失敗した話です。
私は30代前半で中小企業診断士の資格取得を目指し、3回2次試験で落ちました。
そんなとほほな経験から得た教訓をまとめてみます。
反面教師としていただけたらと思います。

1次試験(多肢選択式)は独学でOK!

ご存知の通り、中小企業診断士は下記の日程で試験が行われます。
1次試験(多肢選択式):8月上旬
2次試験(筆記):10月下旬
口述試験:翌年1月下旬

1次試験は科目数が非常に多いですが、下記の通り、苦手科目があっても4割以上とれば総得点6割以上を目指せば通過できます。

中小企業診断士試験HPより
A経済学・経済政策 B財務・会計 C企業経営理論 D運営管理 ( オペレーション・マネジメント ) E経営法務 F経営情報システム G中小企業経営・中小企業政策
(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
(2) 科目合格基準は、満点の 60% を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

私は理系ですので、経済学、財務・会計、運営管理、経営情報システムは比較的好きな科目でした。
1次試験でもいずれも8~9割取れました。
私は元々、前職でマーケティング部署に行きたかったため、中小企業診断士の勉強をはじめたのですが、マーケティング要素の強い企業経営理論は6割とあまり得点できなかったです。
試験問題が比較的新しい話題が多く解答に悩む問題が多かった印象です。

どの参考書を使用したかというとスピードテキストの解説書と問題集のみです。
全部揃えると科目数も多く大変なので、中古で購入した科目もあります。
ただ、中小企業経営・中小企業政策は毎年は中小企業白書の内容によりアップデートされるので最新のものを購入した方が良いです。
参考書を繰り返し読んで、ある程度理解ができたら問題集を解いていました。
1次試験は正直これで十分かと思います。

体力的に結構しんどいので心構えが必要

勉強する範囲が幅広いので結構しんどいです。
勉強に必要な時間は1000時間と書かれているサイトもあります。
ベースにある知識によって個人差はありますが、少なくとも500時間以上は必要ではないでしょうか。

私は月ごとに2科目ずつ集中的に勉強してました。
働きながらでしたので、1日1科目1時間、2科目で2時間勉強のサイクルで取り組んでいました。
独学だとモチベーションを保つのが大変ですが、私はマーケティング部署に行きたいという目標がありましたので頑張れたのだと思います。

勉強も割と大変ですが、1次試験と2次試験ともに拘束時間が長いのが辛かったです。

1次試験1日目:9:50~17:10 2日目:9:50~15:00
2次試験:9:00~17:00

私は当時は妻が里帰りしていたので良かったですが、家庭があると中々しんどいものがあるかもしれません。

自分

次回は2次試験で3度落ちた経験を書きます。とほほ

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